DTP屋の柴犬さんの映画レビュー・感想・評価

DTP屋の柴犬

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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

健気な人間夫婦の顛末はどうあれ、最初のシーンと最後のシーンで中の物語全てをぶち抜いていく。全ては無責任な父親のせいって一言に終わってしまう始終、見事なまでの育児放棄。友人に裏切られたとか貸してた金が帰>>続きを読む

マジック・マイク ラストダンス(2023年製作の映画)

4.5

1作目の色気と2作目の明るさを掛け合わせたダンス映画。序盤の性交を意識したダンスで視聴を躊躇うかもしれないが、中盤から後半に掛けては一夜限りの舞台へ向けてのオーナーと主人公の苦悩を重ねながらの純粋なダ>>続きを読む

マジック・マイク(2012年製作の映画)

4.0

想像していたよりもサッパリしていて純愛だった。女性による椅子を使ったセクシーダンスシーンも含まれていたが、それを上回るほどの色気を演出しながらの男性ストリップ、魅せ方が上手いのもあるのだろう。
何より
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.0

1983年舞台を思わせる演出がこれでもかと詰め込まれていて、その年代のドラマや映画を観ている人達にはくすっと笑える要素が盛り沢山。「こういうのあったあった~!」となりながら笑って鑑賞するのが正しいのだ>>続きを読む

アラーニェの虫籠 リファイン版(2018年製作の映画)

2.0

まずはじめに点数が低い理由としては
・考察が必須である作品だが監督としての正解はあって、そのヒントを公式サイトでプロデューサーが書いていること。そこが蛇足であり想像力が狭められてしまっている点が非常に
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

頭が良いこと以外に取り柄もなく友達作りも下手で常に周りから除け者にされている平凡な主人公オリヴァーと、実家が貴族階級で大邸宅ソルトバーンで育ったフィリックス、この二人の出会いから始まる。
彼と居れば刺
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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

4.5

絶対に裏切らない最強のソロバディ

殺人衝動が止められないクリスチャンのシリアルキラーが主人公。頭の中に自分とは異なった思考回路をしている存在が居て、そいつとはお互いに相談をしながら時には意見を求めた
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.5

アンドロイドが特定の人間を守るために暴走する。段階を踏みつつも守るという意味の中に主人にとって「死を与える存在」「害をなす存在」「守ろうとする存在」、間違った事をして叱りつける存在でさえ主人にとっての>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.5

非現実的な事が自然とロンドンやパリの風景に溶け込んで違和感なくすぐ隣に魔法はあるのだと説得させられるほどの映像美、映画ではこういうのを観たかったのだと思い出させるワクワク感。ハリーポッター1作目で体感>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.5

副題であるダンブルドアの秘密が主軸のため、1作目とは違って魔法生物はそこまで多くは出てこないが登場人物の掘り下げがメインとなった事によりアニマル映画から大きく広がって新たな生物を見られるワクワク感だけ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

TRPGとして知っている設定や種族の名前が出てくるたびにワクワクするし、設定を知らない人がみても素直にそうなのだと理解出来る良心的な作り。
サイコロなどの判定があったりするのかと思っていたが、あくまで
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.5

4日以内にパートナーが見つからなければ動物に変わります。変わりたい動物は何ですか?という最初の問いを視聴者にも考えさせた後にコロコロと変わる人間の気持ちと裏切りと、このシステムが間違っているとも言えず>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

電車内でタバコの煙が充満して子供がずっと咳をしているのが当たり前として誰も気にしないような時代、鬼太郎の父と水木が出会って一緒に村の真相を追究したとしたらの話。
墓場鬼太郎での水木は包帯を巻いた男とカ
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ステインボーイ(2000年製作の映画)

3.5

マッチガールがトラウマになるほど恐ろしい。染みが主人公からジワジワ広がって無意識に周囲を不幸に巻き込んでいく。基本はこれの繰り返しとなるが、暗い作風とほぼ無音なのが良い雰囲気を作っていてのみこまれる。

パラドクス(2014年製作の映画)

4.0

ループの時間において老いていくというところに着眼点があるのが斬新。
年老いて醜くもやることも無く怠惰に肉欲を貪る男と女、階段を上がっても下りても同じところに辿り着く踊り場での老老介護。

自分がこの立
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

タラハシィは声に出して言いたくなる。そしてあらゆるゾンビ映画の生存者にはゾンビに2度トドメを刺すのが重要だと肝に銘じてほしい。

ゴッド・アーミー/復讐の天使(1997年製作の映画)

5.0

主人公であり悪役である大天使ガブリエルは、神が天使よりも人間を寵愛した事に嫉妬して人類を滅ぼそうと計画するも失敗して地獄へ堕とされた。(1作目)

今作では悪魔から「地獄を巻き込むなよ」と釘を刺されな
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

友人の勧めもあって特典の小冊子を貰う為に公開から1週目に鑑賞。当時放映されていたアニメ知識だけでは夏油という男の額に傷跡がないことや五条がそこまで気にかけていた理由など、重要な部分が全く理解出来なくて>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

4.0

SAW1や2作目が好きでシリーズを見始めた人にとっては原点回帰のように思える仕掛けとシチュエーションが多く、ジグソウを取り巻く複雑な人間関係などの予備知識で混乱していた頭をスッキリと無くしても楽しめる>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.5

グロテスクを一番の売り…にしていなかった時のSAW。

低予算だからこそ出来た最高のシチュエーションホラーサスペンス。二人の男に課せられた脱出ゲームの行方は…。

人間関係や背後事情などが徐々に明ら
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