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イヴの総てのyoko45のレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
4.5
 イヴを演じるAバクスターが素晴らしいです、観ていて恐くなりますが。
 最初は女優に憧れる田舎から出てきた素直で謙虚な人柄…だったはずなのに次第に彼女の野心が見えてきます。憧れの女優や演劇関係者に言葉巧みに取り入る、罠を仕掛ける、周りの人間関係をかき回す、あ~こわい。
 上に登り詰めて賞を取ったらこれまで利用してきた人々に平然と感謝のスピーチ、あ~こわいこわい。そうして夢をつかんだら今度はかつてのイヴのような若者がイヴに憧れ部屋に押し掛けてきて…すると何だか孤独なイヴが気の毒にも思えてきて…もうこわいの止まりません。
 少しこわいを書きすぎましたが、会話、人間関係、生き方、価値観、いずれの視点でも面白い作品です。

(メモ)
アカデミー賞受賞の有名な作品
上を目指す言葉の上手い人に用心
 
 
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