ひろゆき

炎上する君のひろゆきのレビュー・感想・評価

炎上する君(2022年製作の映画)
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銀幕短評(#756)

「炎上する君」
2022年、日本。42分。

総合評価 マイナス32点。

不愉快ですね。見るに堪(た)えないですね。反吐がでますね(出ないか)。フィルマ平均3.7点に欺(あざむ)かれたことは、かえすがえすも無念ですね。もっと映画嗅覚をみがかないといけないな。

体毛を処理(つまり剃毛)するかどうかは、ひとえに本人の自由意思によるところではありますが、当然ながら、撮影された2022年のわたしたちの現代社会の通念、儀礼、しきたりに従うことが求められていますね。美麗とはいえない局所の体毛を公衆に露呈露悪することは 軽犯罪法に違背しており、拘留か過料を負わせるべきだと思いますよ。だれか お巡りさんを呼んでください。

同法 1条 20項 
公衆の目に触れるような場所で公衆に嫌悪の情を催させるような仕方で しり、もも その他身体の一部をみだりに露出した者

彼女らは男女平等を主張したいのか、おとこの非道を罰したいのか、「おんなの消費」を成敗したいのか。目的不明・意図不明・凡策無策で手をこまぬいている。挙句(あげく)に、意味もなく天下の往来で やみくもに踊り、路上の交通をさまたげている。ほんらいなら言論によって 社会的な推進を図るべきであるところの主張を、個人的な身体の露出という きわめて矮小化した行為に貶(おとし)め、ささやかな自己満足にひたっている。これはいったいどういう料簡でしょうか。

そもそも彼女らのあの粗雑な物言いはなんなのか。戦時下の旧制中学の男子生徒でもまねたように、息まき、強がり、横柄に言い立てる。単に粗暴なだけでしょう。粗野なおとこどもの物まねでしょう。きっと発言内容の空疎を取り繕うのでしょう。さらには、その粗暴の炎を周りのひとに吐きかける。あのおとこに対してまでも。

これらに対する回答がないままに、あのおとこに、炎上するおとこに まともな出番がなくて不憫だ。見るからに善人なのに。登場時間は まあまあ長いのに。もう支離滅裂ですよ。
ひろゆき

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