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忌怪島/きかいじまのpokotanのレビュー・感想・評価

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)
2.5
バーチャルと霊という組み合わせは面白さはあるが、話が全然面白くない。
また、気持ち悪さはあるものの、全く怖くないから、終盤までイマジョもチラ見せでしか出てこないため、退屈。
そして、VRが話として全然生かされてない。
記憶や感情を共有するVR機械って未来でもありえなさそうな設定で、んなバカな。
こんな映画を量産するなら、もうそろそろ清水崇監督引退された方がいいんじゃ…。

仮想世界のあの世と現実世界のこの世を繋ぐのも、地面がいきなり海のようになりサメのようにイマジョが現れたり、そこに引き込まれたり、這い上がってきたりと、なんでもありになっていて、霊とかよりも何だこりゃでピンと来ないんだよな。

最後も、船で帰る2人が仮想世界なのは腕の表記で分かるけど、少女が海の中に入っていくのはよく意味が分からない。

奄美大島でロケしてるようですが、もったいない。
時々綺麗な景色はあるものの、仮想現実世界が薄暗いグレーな世界なので、奄美大島である意味がなく、生かされてない。

よく沖縄映画に出てくるオバアは方言強くて時折何言ってるかよく分からず、演技力もそこまでないから残念だった。
地元の高校生役の當真あみは、スクリーン映えして目を引く。これからの期待の女優さん。
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