ヤクザの若頭が幕末にタイムスリップし坂本龍馬になり変わるという「龍が如く 維新」みたいな話です。
舞台と映画両方で展開する東映ムビステシリーズの第5弾です。
ニチアサ俳優が多く出演し時代劇も好きな身としては応援したい企画なんですが今回はちょっとキツい。
とにかく安っぽい。
時代劇は映画のルックが大事ですが安い。
ストーリーも安いですし、CGすら安っぽいので見所が無い……
龍馬マニアのヤクザという設定ももう少し上手く使えそうなんですが特に機能していないですし、歴史if物でもないので楽しみどころが少なかったです。
劇中のセリフそのまま「坂本龍馬ごっこ」というのが一番近い感想です。
ニチアサファンとしては「仮面ライダー鎧武」のグリドン、城之内のイメージが強い松田凌が主演ですが、どちらかというとテニミュをはじめとする2.5次元舞台出演陣が主体という感じでした。
4人も転移したんだからもう少し成り替わりがあっても良かったと思います。
本宮泰風や剛力彩芽が脇を締めますが全体的な安っぽさは払拭できないままでした。