Kei

オットーという男のKeiのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
5.0

今年現状暫定ベスト決定!

笑って泣ける心温まる作品でした。
ハンカチお忘れなく🥲

忙しく、何かに追われ、騒がしい現代。
一旦この世から消えた方が良いんじゃ無いか?って思ってしまうダークサイドへの入り口が常に誰にでも待っている現代において、そんな時に手を差し伸べてくれる人、


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『人を傷つけるのも、人を救うのも人』
『誰かに気にして貰えるのは幸せ』
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このテーマに真っ向勝負で描いた今作。


頑固ジジイが仲良くなって行く物語。
グラントリノ系です。

ただ、今回は主人公のオットーという人物の背景、なぜそのような人間になったのか、その背景を紐解いていきながら、新たに彼を気にかけてくれるおせっかいさんが現れます。

今作はキャスティング、キャラクターが絶妙によかった。

作品に必ず光があり、前向きになれる作品でした。今の悩みを抱える社会において、人の優しさを思い出させてくれる温かい作品でした。
Kei

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