このレビューはネタバレを含みます
メグレといえば、自分は真っ先にコナン君に出てくる目暮警部の方を思い浮かべてしまうのですが
その本家本元・フランスのメグレ警視は、目暮警部とフォルムが同じだった!
特に横向き
お話はとてもオーソドックスなミステリーという感じで
初めて観たのに知っているシリーズのような気がした
そんな中で印象に残ったのは、メグレ警視が洗面所で髭を剃っているとき
キッチンの方から奥さんと若い女性のおしゃべりの聞こえてくる切ない幸せ
そして、ラスト近く、バスを見送った場所のシンメトリー
その後、立ち去るメグレ警視の背中の横を、トランクを下げた新しい女の子が希望と共にまたパリに来る
その石畳の道は明るいけれど、なんとも言えないラストシーンだった