BROOK

ゴジラ-1.0のBROOKのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.5
鑑賞日:2023年11月3日
パンフレット:1100円


未来を生きるための戦い――!


ハリウッド版のゴジラシリーズや庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」で、
かなありハードルの上がっている”コンテンツ”ですが…
見事なまでに山崎貴監督のゴジラに仕上がっていたと思います♪

戦後にゴジラが東京を襲撃…という着眼点が非常に新鮮で、
今までにないゴジラ作品でした。

かなり面白かったー!

お金をかけたハリウッド版の10分の1?くらいの製作費なんだろうけど、
少ない資金でもここまで出来るんですね…凄い!!


主人公の敷島浩一を演じた神木さんは、ちょっと若過ぎ?幼過ぎかなぁ…と(苦笑)
そこが気になったものの、その分、脇役陣の演技がとても良かったです。

個人的には橋爪功さんが発見出来ただけで嬉しい。
って、皆さん気付いたよね???


映画は、1945年、大戸島の飛行場に敷島の操縦する零戦が不時着するシーンから始まります。

整備兵の橘は、機体にはどこも不具合が無かったと告げる。
敷島はそれを聞いて…

海岸には深海魚が打ちあがっており…
その夜、巨大な生物が島を襲撃。

島の言い伝えで、”ゴジラ”と呼ばれていた。

怖くなった敷島は20ミリ砲を撃つことが出来ず。
爆発により、気絶。

翌朝、目覚めた敷島は生き残ったのが橘のみだと気付く。

引き上げ船で、橘は敷島に死んだ者たちの家族写真を渡す。


その年の冬…
自宅に戻ったものの、両親は空襲で他界。
近所に住む澄子から生き残ったことをなじられる敷島。

闇市で赤ん坊を抱く典子と出会い…
彼女は敷島の家に転がり込んでくる。

生活のために、木造船の新生丸に乗って機雷撤去の仕事に就く敷島だったが、
ある日、その目的が東京に近付くゴジラの足止めだと知り…
ついには巨大化したゴジラを対峙するのだが…。


ハリウッド版みたいにド派手なアクションシーンのオンパレードではなく、
あくまで山崎監督が”得意”の人間ドラマがメインで進んでいく感じでしょうか。

途中途中にゴジラのパートもあって、緊張感は持続してはいるんだけどね。

VFXは白組が手掛けただけあって、どのシーンも見応え充分!
邦画もやれば出来る!!


ゴジラが銀座に上陸してからはもう怒涛の展開となっていますよ~♪
まさに”災害”で、銀座が蹂躙されていく様子がマジマジと…
ゴジラの熱線の出し方もカッコ良かったー!
背びれがそうくるかーってね。


終盤はワダツミ作戦と震電でしょうか…
VFXにも力が入っていて、手に汗握りましたよ。

分かりやすい赤いレバーと電報の”伏線”は早々に見当がつくような…(笑)


ゴジラの最期は…
観てのお楽しみ!

そして、、、
ゴジラは…(略)


続編作れそう。。


これは是非とも大きなスクリーンでの鑑賞をオススメします!
かなりヒットするんじゃないかなぁ…。
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