このレビューはネタバレを含みます
シンゴジラの衝撃から7年。
ハリウッド版モンスターバースが盛り上がる中、ついに国産ゴジラが復活。
早速初日IMAXレーザーにて鑑賞。
まず、あの傑作にして衝撃作のシンゴジラの後を引き継いだ山崎貴監督に感謝。
正直なところ、個人的にはシンゴジラほどの衝撃度は無かったものの、あれが変化球であるならば今作は実に正統派なゴジラ。変に奇をてらわず、シンプルに恐ろしいゴジラを見せてくれたと思います。
特に銀座の大破壊は拍手！
戦後からの復興が始まって間もない東京に、黒い雨が降る場面は、神木くんと同じく絶望に打ちひしがれて叫びたくなります。
今回特に良かったなと思ったのは、時代を過去一昔に設定した事ですね。
戦後間もなく、軍も兵力も、国力もない日本がどうゴジラに立ち向かうのか？
シンゴジラの時も思いましたが、スクラップビルドで立ち上がってきた日本人ならではの展開で、これはハリウッドには真似できません。
俳優陣もさすがに日本を代表する方々ばかりで、しっかり物語に入っていけます。
浜辺美波さんはシン仮面ライダーに続き、ゴジラも制覇ですねw
とはいえ、ちょっとドラマパートが長いかなとか思ったりも。ドラマパートに関しては、良くも悪くも山崎貴感がめちゃくちゃ強いので、苦手な人も出てくるかなぁ。
ツッコミどころは正直かなりありますし、ハッピーエンドすぎる感じもしましたが、とにかく劇場で体感してほしい！
今回はIMAXでの鑑賞だったけど、とにかく音が素晴らしいので、出来るだけ音響の良いところでゴジラの咆哮を浴びてもらいたいですね！
