なりかけゾンビ

ゴジラ-1.0のなりかけゾンビのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

昭和な世界観!ゴジラの迫力が素晴らしいゴジラ映画!!



内容
零戦を操縦する敷島は特攻せずに大戸島の基地へ逃げ帰ってしまう。そこで遭遇したゴジラに再び恐れをなし、仲間の隊員を見殺しにしてしまう。絶望と嫌悪感の中、東京で両親を失った典子と赤ちゃんの明子と生活することとなる。そこに再びゴジラがやってくる。


戦闘機や戦艦の描き方、細かい小道具から大規模なセットを駆使してつくりあげられた昭和の世界観‼️
山崎貴監督の真髄がゴジラ映画に注ぎ込まれていて、見応えがあった!

冒頭のミニゴジラも、人を上半身だけ被りついて食い殺したり、放り投げたりとまるでティラノサウルス!!
モンスターパニック!!

巨大ゴジラは希望の光だった重巡洋艦『高雄』を容赦なく叩き壊すシーンから絶望の塊のような存在感‼️
今作の熱線を吐き出すまでの演出はメカニカルでカッコよくて、威力も半端じゃなくてかっこいい‼️


時代設定が同じ初代1954年版へのオマージュも多くて、ゴジラの恐怖を死ぬ直前までリポートし続けるキャスターや
電車を食い壊すシーンなどなど!
泡とともに沈むゴジラは「オキシジェン・デストロイヤー」のようでもあり激熱❗️🔥



ただ、隅々まで隙が無い『シン・ゴジラ』と比べてしまうと今作は気になるところだらけwwww

まず神木くん演じる敷島の感情が怒りMAXか感情ゼロか急にニコニコのどれかで、各シーン事に表情コロコロ変わりすぎ!
ゴジラぐらい怖いwwww
ストーリー的に浮き沈みが多い展開ではあるけれども、もう少し不安や躊躇うような中間の表情が欲しかったwww


あと、台詞による説明が多すぎ!
昭和の「The大衆娯楽」を再現したかったのかなぁー?
それでも初代のゴジラより胡散臭くてコテコテな演出だったなぁー😑


そしてあの原爆に近い勢いの爆風に飲み込まれて、生き延びていた典子にもドン引き工エェェ(;゚Д゚)ェェエ工
あれは絶対死ぬって‼️wwww


そして無理やりハッピーエンドにしたのに、エンドクレジット挟まずに絶望のシーン挟むのやめて〜wwww
ゴジラのシーンはせめてエンドクレジット後に流せば良かったのにwww


本当に気になりすぎてしまうところはめちゃくちゃ多くて気を取られてしまったけど、
昔からドラマパートはコテコテだったし、『ゴジラ:ファイナルウォーズ』の悪夢なんかを思い返していると、ゴジラシリーズの中では凄く面白い方だと思った‼️
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