メイマーツインズ

フラガールのメイマーツインズのレビュー・感想・評価

フラガール(2006年製作の映画)
4.0
《未来をあきらめない》

”怒り〟の李相日監督作品。
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。
昭和40年の福島いわき市の廃れ行く炭鉱町を舞台に、人々の未来にかけた想いを描いた感動作。
Amazonプライムにて。



フォロワーの皆様、ご無沙汰してます‼︎
このところ仕事にプライベートにと右往左往する日々が続き、なかなかゆっくり映画をみれなくて…😥
その間、空いた時間でフォロワーの皆様のレビューを楽しんでおりました。
ありがとうございます😊

おかげさまで地元の福岡でdouble ZEROというBARラウンジをオープンして10月で1周年となります。
苦しさと楽しさが同居した紆余曲折の日々…
新しい出会いもあり、多くの方々に支えられた一年間でした。
わざわざ遠方から来店されたフォロワーさん、本当にありがとうございます🙇‍♂️
またオープンにあたり温かい激励のコメントもたくさんいただき、フォロワーの皆様には感謝です‼︎
本格的な映画BARではありませんが、映画を愛する方々の憩いの場になれば嬉しいです😊
今後とも皆様の応援宜しくお願い致します🙇‍♂️🙇


古い観念を破り、新しいことに挑戦するということは苦難との闘いです。
ウィズコロナとなりコロナ前とは人々の生活習慣が変わりつつある今は、時代の変遷期かもしれません。
劇的なスピードで社会が変化しているように感じます。
そんな今だからこそ本作がより響くのです。
かつて石炭は”黒いダイヤ〟とよばれていました。そんな石炭の時代が終わろうとしているのが昭和30年〜40年代だったのです。
この物語は時代の流れに翻弄されながらも未来に希望を抱く人々を描いていて、昭和感がとても自然で昭和の人の温もりがよく表現されてます。

あえてダンスの素人たちをキャスティングしたらしく、クライマックスのダンスシーンは躍動的で素晴らしい‼︎
松雪泰子、蒼井優といったキャスト陣が一体化していて、”生きる希望〟を感じさせてくれる日本映画の秀作です。