映像はみんなが言う通り迫力があってよかった。
ゴジラ怖すぎてよかった。
戦後の話もよかった。
気になる点がチラチラあって後で咀嚼しなくれてはならなかった。
その①
ゴジラの倒し方。
民間の寄せ集めの作戦で倒すとこ。
なんかしょぼいなーって思ったけど、戦後の日本は火力が没収されてたので仕方なかったとのこと。
ここら辺の時代背景が個人的にイメージできてなかったので、後で調べて納得。
勉強不足でした。あざます。
その②
浜辺美波がめっちゃ元気そう。
いや、あれだけの爆風に襲われて生きてるわけないやん。手ぐらい千切れといてくれよ!
↑首元?にあったアザは歴代お馴染みのゴジラ細胞とのこと。再生能力で元気やったのね、勉強不足でした。あざます。
その③
ラストの特攻シーン。
最後に特攻するなんて最初からネタバラシ、伏線張り放題でわかりきっとるわけ。
だから特攻の「見せ方」をどうするのかって思ってたの。
そしたらゴジラの攻撃が来る直前、無音のシーンが流れたの。とっても長い。今までこんなに長く、無音シーンだった。スローで各キャラがアップされて、中には帽子を取るひと、たたずむひと、祈る人、本当にゆっくりと。各キャラの心情を考えさせるくらい長くてそれでいて不思議と心地いいシーン。
「ああ、もう敷島は突っ込んでる(特攻)してるんだ。あえて戦闘機を見せず、それを見送る周りの人の表情で特攻を表現する!こりゃやられた。新しい、素晴らしい‥!ああ。涙が、涙が出ちゃ‥」
ブーン(戦闘機の音)
周りの人「敷島ーーー!?!?」
俺「敷島!?!?え、突っ込んだじゃないの?今からなの?え?周りもそれを見送ったシーンじゃないの!?何のシーンやったん?え?え?え?え?え?」
結局特攻のナイス演出やなくて、戦後生き延びてしまった男たちのゴジラの攻撃を受ける前の浄化される?やっと死ねる的なシーンでした。
いや勘違いしたのはこっちかもだけど、だとしたら過剰すぎるシーンだわそれ。
設定は斬新で面白いけど、話の流れは王道で途中から予想を裏切ることなく、エンドロールって感じ。
意外性がない、間違いなく神作になってた良作といった印象でした。