ねぎとろ

ゴジラ-1.0のねぎとろのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.1
シンゴジラとアニメゴジラとアメリカゴジラしか見たことないけど、一番怖いゴジラだった。
シンゴジ見てた時は、ゴジラ早く出てこーい!って感じやったけど、今回のゴジラは、「もう出てこんでいい…海に潜っておきなさい…」って始終思って見てた。
Twitterで見かけた,今までのゴジラはゴジラくんが普通に街を闊歩してて人間に当たっちゃう系やったけど、今回のゴジラくんは人間狙ってくる系だと。
その通りでもうめっちゃ怖かったし、進撃の巨人感あったわー!

戦後日本。
私、戦後日本ってもっと明るいものだと思ってた。
みんな心に闇とかトラウマとか抱えながら復興に向かって頑張ってたんやな。
焼け野原から始まって、家が立って、道路が補正されて綺麗な街になっていく。
それをゴジラくんがまた焼け野原に…。
もうそんなことされたらめっちゃ心折れる…。もう一回頑張るかー!ってなれない!!
初代ゴジラは未視聴なのですが、上映って1954年で戦後9年にゴジラに復興した街がズタズタにされる映画見て、当時の方たちはどう思われたのだろうか…。

最初の安藤さくらの演技、しんどすぎて…。さすが安藤さくら。戦後日本を知りませんが、ああいう人いそう〜感。

あとほんと無知で恥ずかしいのですが、爆弾処理するお仕事があったことに驚き。
終わりがある仕事やし、ずーっとできる仕事ではないし、もちろん危険やし…。

無知な私は戦争終わった!バンザイ🙌ってずっと思ってたけど、戦争帰りとは、戦後とはを考えるきっかけになった映画だった。
そして戦後日本を支えてくれた祖父母たちよ…。
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