ねぎとろ

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCEのねぎとろのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ああー、良かったぁ。
映画館で見れてほんとよかった…
全く前情報入れずに挑んだので、2期3期の間とは…。
3期は完全に???やったので、今作見てなんとなく辻褄が合った気がする…。
PSYCHO-PASSシリーズはアニメ見て、文書でも補完してまとめてしないと完全に理解できない気がする…
少なくとも私の理解力では雰囲気しか掴めない…悔しい…。

全てをシビュラに任せるか、シビュラで補えない部分を法で捌くか…。
この映画見るまで、私はシビュラシステムを信じる…というか、シビュラシステムありきの世界なので、シビュラが右と言えば右、左と言えば左。
シビュラに穴はあっても、それは少しのほつれで、なんとなく何とかなるだろうってなーんにも考えずでした。
朱ちゃんが局長を撃ったけど、犯罪係数が上昇せずシビュラでは裁けない、それを民衆の前で実行して初めて、ああ、シビュラに全てを任せるのは果たして本当に良いことなのだろうか…と、思いました。
1期で槙島裁けなかったのにな。なんでだろうな。

シビュラシステムを使用するにあたって、初期段階でバグなどあるのは当たり前、その補佐システムはそりゃああって当たり前よなあ。
今は不要となっている補助システムを使ってか…。

やっぱり初期メンツが揃うと面白いなあ。
そんでキャラデザやっぱいいなあ。
カリナと舞子、なーんか絵柄が好きになれない…。
天野先生のキャラデザはどこまで適応されていたっけなあ?

さて、今回の私のキュンはフレデリカさん…。
なんて凛々しいの…。
女性的でありながらあの戦闘力。強すぎ。
なんかずっと目が離されへんかった。
私ギノザーやったのになあ笑
宜野座はほんま…1期の面影なく丸くなったし強くなったし…。
狡噛と再開して、怒るのしゃーない。けど彼なりに折り合いつけてチームとして接する。どんな気持ちなんやろう。
私やったら狡噛許せるかな。顔も見たくないんじゃないかな。仕事といえ、一緒に行動できるかな。
狡噛から宜野座に寄り添ったのかな…いやないだろうな。
宜野座の精神上の成長やろうな。

それに比べて狡噛よ…。
あの人冷たいね。
朱ちゃんにとって、雑賀先生って心の拠り所、良き相談相手やったと思う。あんなぐだーって姿、雑賀先生くらいにしか見せてなかったんじゃないかなって思う。
それが目の前で亡くなった時、もちろん宜野座は寄り添ってくれただろうけど、狡噛は「泣くな、終わってから泣け」って…。
狡噛にこそ、一緒に悲しんで欲しいし、悲しんだ上で前を向こうって言って欲しかったやろうなあ(妄想)。私ならそう。
あの人、鼓舞するだけで寄り添わない。最初はいいよ、鼓舞してくれる先輩。でも寄り添いも欲しいよ…(妄想)。

しかし、サイコパスは風呂敷を広げに広げまくってるなあ。
本広監督の踊る感、無くなってきたなあ。
私はやっぱり初期の仕事と日常感、好きやったなあ。
まあ、朱ちゃんが上に上り詰めれば詰めるほど無理かもう。
わかりやすい1期PSYCHO-PASS、私は好き。やっぱり好き。

これで終わりなのかな。
なんか、朱ちゃんの気の済むまでって言い方するとなんか冷たいけど、朱ちゃんとシビュラと国民の折り合いがつくまで、とことん続けて欲しいPSYCHO-PASS。

あの頭に埋め込んでるおっちゃんの服装は、槙島イメージかな。槙島ぽかった。
槙島…懐かしいな…良き悪役やったな。
いつか槙島も掘り下げて欲しいなあ。

あと、狡噛、宜野座ももうちょっとストーリー軸に入れて、彼らの話を補完、追加して欲しい。
宜野座に関しては1期の征陸でストーリー軸終えてるか…かなちみ。
ねぎとろ

ねぎとろ