銀座の街が破壊される様子が大迫力でふつうに怖がってしまった…
基本的には分かりやすいフラグ立てとその回収の連続なのだけど、カメラワークや編集テンポが良くてぐいぐい引き込まれました。
ゴジラが熱線を吐く寸前、全員がもう無理だ全て終わった…と観念して無音になる瞬間が、わかっていても印象的でした。
小規模なダンケルクみたいな場面があったり、戦争映画に詳しいともっと楽しめたかも！
さらに明子の存在はずるい、何回か泣きました。
神木隆之介のカルマを背負った芝居は本当にハマるし、テンプレ主要脇キャラを演じている吉岡秀隆＆佐々木蔵之介、神木くんより年上とは思えないきかん気坊やの山田裕貴、ウザ絡みおばさん転じて人情派のご近所さん安藤サクラまで揃い踏み…
この中だと浜辺美波が地味に見えるというバグが起きていました。
自分は高雄しか聞いたことがなかったけど、有名な軍艦が複数出てきてミリタリーマニアの人にも支持されそう。
戦後数年の日本にこんな資材があったかは疑問だけど、ifの物語として満喫できる高クオリティ。
個々の「戦争が終わっていない」という部分やキャストの相似を含めて『るろ剣』を彷彿させると言ってた人もいました。
チーフゴジラオフィサーって役職かっこいいな〜
