くま

ゴジラ-1.0のくまのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0
友人と。

敗戦直後の疲弊した日本に、ゴジラが襲来というプロットがかなり興味を惹きました。
まずアカデミー賞おめでとうございます。今の日本映画界でこのレベルの映像を作れるのは、山崎監督だけかもしれませんね。

敷島の毎度毎度の半端な行動が気になります。撃つべき時に撃たなかったり、泊めるつもりはなかったのに泊めたり、死のうと思っていたのに生きたり。ケジメのつけられない男はダサいんだぞ!
ノリコSAN。アナタはシナナカッタカラヨカッタ。恋愛映画が好きで、ヒロインが突然死ぬのと結ばれないものは特に苦手なので、その路線を綺麗に進んでいると気づいた時に観るのをやめようか迷いました。とは言っても大学生のお小遣いで観る映画、元を取らない訳にもいかず。結果、良い関係にも落ち着いたようで安心しました。
ゴジラ以外の事を書いてしまいましたが、今回のゴジラはビジュアルがかなり良かったですね。丸っこい造形と言うより、ハリウッド版の尖り具合も上手く融合された仕上がりとなっている気がします。光線の色は「シン・ゴジラ」がやはり一番ですけどね。

・「俺の戦争はまだ終わっていない」
(「ランボー」かよ)
・上半身から喰らいつくゴジラ
(「ジュラシックパーク」かよ)
・海に浮かぶ尾びれ、迫る恐怖に震える一隻の船
(「ジョーズ」かよ)

名作の良いとこ取りをするのが作品制作の基本ですよね。

2024's 13th

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途中
★3.0:面白くない
★3.7:まあまあ面白い
★4.0:面白い
★4.3:めちゃ面白い
★5.0:好き
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