くま

レイダース/失われたアーク《聖櫃》のくまのレビュー・感想・評価

5.0
午前十時の映画祭にて。

冒険映画の金字塔。
アクション・コメディ・アドベンチャー・オカルト・スプラッターとあらゆるジャンルを包括したハイブリッド・エンタメ。

南米からネパール、エジプトと世界を股に掛ける冒険劇、そして聖書を由来の遺産を求める旅に胸が踊る。多彩な登場人物がそれぞれ行動を起こし、次々に進む展開は観客を飽きさせない。
考古学者の裏の顔が秘宝を求めるトレジャーハンターというのがアメコミ・ヒーローにも見られる二面性で人々の興味を誘う。
しかしヒーローと言うよりアウトローなインディだが、敵対しているのがナチスである為にしっかりと勧善懲悪な世界観が作り込まれていて共感を呼びやすい。

カウボーイ・ハットに自立した精神で作り込まれたキャラクター像は、古い西部劇をも思わせる。

2024's 20th

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途中
★3.0:面白くない
★3.7:まあまあ面白い
★4.0:面白い
★4.3:めちゃ面白い
★5.0:好き
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