BROOK

ロスト・フライトのBROOKのレビュー・感想・評価

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2023年11月24日
パンフレット:880円


脱出には、”離陸”しかない――!


パンフレットを買う時に「ロスト・プラネット」をください…と2回もスタッフさんに言ってしまった。
スタッフさんからは「ロスト・プラネット???」と言われ…
「ロスト・フライト」ですね、、、って。
タイトルが急に思い出せなくなってしまい、うろ覚えで言ったのがまずかった(汗)
さらに原題の「PLANE」の”プ”とゴッチャになった。
こっぱずかしかった~!!

と、余談はこの辺で。。


良い意味で、予告編から予想していた展開から裏切られた感じで、
これはホント面白かったぞ!!
まさか、そんな展開に!?ってなりました。

やはりジェラルド・バトラー出演作にハズレ無し!かもしれない。
今回はちょっと”弱い”キャラ設定になっています(苦笑)
個人的にはレミ・アデレケが演じたシェルバックがカッコ良かった!
こういう救出任務をスマートにこなすキャラ、素敵過ぎる!!


映画は、トレイルブレイザー社の旅客機のトランス機長が娘と会う約束をしながら、機体に乗り込むシーンから始まります。

副機長のデレ、客室乗務員のボニーたち、さらには急遽搭乗することが決まった殺人罪で身柄を拘束された逃亡犯のルイス、他14人に乗客を乗せて東京へ向けて離陸。

悪天候の予想だったにもかかわらず、そこを切り抜けて飛ぶように言われ、トランスもそれに従うことに。

しかし、突如として落雷により、システムダウンしてしまう。

トランスはどうにか機体をコントロールしながら、陸地へと着陸。


乗客たちの不安を払拭させるため、トランスは殺人犯のルイスを連れて、上空から見えた建物へ、連絡手段があるかどうか探しに向かうことに。

途中、ルイスが消え…
トランスは電話を発見し、会社に連絡するも、迷惑電話だと判断され、切られてしまう。
次に娘に電話をするが、突如、背後から武装組織の男に襲われ、どうにか倒すも…

そこにルイスがやって来て…彼は武装組織の兵士を倒し、銃を奪っていた。


島は武装組織に占拠されており、さらには人質を取って身代金を要求していたことが判明!
トランスとルイスは急いで乗客たちのもとへ戻るが、彼らは武装組織によってバスに乗せられ、連れ去られてしまうのだった…。


てっきり、ジェラルド・バトラー演じるトランスの無双っぷりが拝めるかと思っていたんだけど…
フランスの落下傘部隊に所属したことがあるルイスの方が適格に動ける設定に♪

ちょっとネタバレになってしまうが、、、
会社が雇った傭兵部隊が救出へとやって来るので…
そのチームの方が圧倒的にカッコいいんですよね。


前半は航空パニックで、中盤はちょっとおとなし目に展開して…
後半は怒涛のアクションが連続しています!

ホント後半はめちゃくちゃ盛り上がりますよー!
なんせ傭兵部隊が大活躍ですから!!
彼らの扱う銃火器類がカッコいい!!!
前にも述べているけど、シェルバックが良いのよ♪
ここのチームワーク、素晴らしい!


そして、さらにそこから盛り上がる展開が用意されていて…
機体がそんなに損傷していないと思ったら、そういうことなのねー!と。

ただね、ちょっとルイスの扱いが…
てっきり、傭兵部隊に入るのかと思っていたんだけど…
でも、一応”伏線”は回収してはいるけどね。


最後までハラハラドキドキの連続で、油断出来ません!
胸アツ展開となっています!!
評価が高いのも頷ける作品となっていました。
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