順慶

水は海に向かって流れるの順慶のネタバレレビュー・内容・結末

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

高校生男子と26歳の大人の女性を中心の物語。
なんかいい。
偶然、シェアハウスで暮らすことになるふたり。
とてもいい。

高校生男子の直達(大西利空)と26歳OL榊さん(広瀬すず)。年齢差10歳。
初めて出会ったふたりなんだけど、10年前の過去から榊さん知っていた。いわゆる(?)広末・鳥羽関係のそれぞれの子ども。

母親は元の家族に戻らず、父親は戻る。なんとなく、それが現実には多いのだろうと思う。男性の身勝手さというか、甘えというか、世間の風当たりというか。

ともかく、榊さんはそのことが原因で、恋愛はしないと決めていた。自分なりに答えを出していたが、直達と会って、話して、榊さんは、過去や自分と向き合うことになる。

飯映画でもあった。
榊さんの料理は豪快だった。ポトラッチ丼。バーベキューで肉を焼いて、豪快に切って皿に乱暴に乗せるとか。山盛りポテサラも。

出会いもが雨で、途中ふたりの距離が近づく相合傘。ラストはダンボール傘。雨がいい役割をしている。

シェアハウスの人たちは、必ず変な人たち。そこに暮らす榊さんも人との関わりを大事にしているのだろうなと思った。
あとはネコだな。人と人の距離を近づける。

まだ読んでないてけど、原作マンガも買ってみた。
順慶

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