安藤さくらさんは夫を亡くし、11歳の息子を
育てる明るく働き者のお母さん、
息子の心の様子を常に真剣な表情で
見守っている
職員室で担任、校長をはじめ、数人の教員に
息子から聞いたいじめについて問うも
皆が杓子定規な冷ややかな対応
私もさくらさんと同じ気持ち、
学校側のあまりに逃げ腰いい加減な態度に
イラつきました
映画は、
本当はどんなことが起こっていたのか、
担任教師の永山瑛太さんは
なぜ
周りの圧力に押さえつけられていたのか、
説明的な場面を織り交ぜながら
進んでいきます
ラスト近くは、大人にわかってもらえない
子どもたちの健気な笑い顔に涙が出ました
切なすぎるピアノの音、
エンドロールで、
坂本龍一さんの
ピアノだったこと、思い出しました。
子どもの心の葛藤
考えさせられる作品です。