徒歩圏内の映画館でしか観ないはずが、
この作品はわざわざ新宿まで行ってでも
観たかった。
神奈川の津久井やまゆり園で起きた
悲惨だけれども
何ともやるせない事件。
これをもとに
辺見庸さんが書かれた小説らしい。
若い石井監督は
よく映画化されました!
今までに何作品か観ていますが
今回は重く難しいテーマ。
後味も余り良くない
暗くて悲しい映画ですが、
自分の知らないその世界を
ほんの少しでも見ることができ、
「観てよかった」と
思わせてくれる作品です。
そして
私の中に
少しでも「さとくん」がいないか、
改めて考えました