このレビューはネタバレを含みます
泣けたぁ。
いい映画だったぁ。
脚本おもしろい。
瑛太がうまい。迫力。
田中裕子、宝。
坂元さんの役者の好みは自分とすごくかぶってる気がする。常連のこのふたり、本当に素晴らしく、今回も魅せてくれた。
3部構成で、同じ出来事でこんなに違うとは。子どものパートがキラキラで、大人が邪魔。みんな一生懸命なのに、大人ってつまらない間違いをしてしまう。私も、子どもをもっと注意深く観察して、キラキラをつぶさないように気をつけなくてはと思った。
クィアパルム賞ってさ、1/3くらいネタバレになっちゃう。それを知らずに観たかったな。ジブリじゃないけど、情報が出すぎちゃうのは、楽しみ奪われて残念。
ネタバレなんて特に許せないし。
坂元さんが描くセクシャルマイノリティのお話は、ドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」の最終回で、度肝をぬかれたのを思い出す。とても、優しく寄り添って、大切な大切な時間として描かれていて、好きだった。
今作でも、少年の戸惑いはあるものの、観ていて微笑ましく、ラストシーンは涙が流れた。あまり映画で泣く方ではないけど、勝手に込み上げてきた。キレイで目に焼き付くシーン。スクリーンで観られてよかったぁ。