このレビューはネタバレを含みます
やっと観れました〜再上映ありがとうございます
舞台観てました
数年経ったのでかなり思うことや考えることが違っていて、楽しかったです
贔屓目なしに見ても大好きなタイプの邦画
画面全体が生活と付かず離れずの密度なのと、咲ききらない明るさなのがかなり大きい
観た人に山脇辰哉のことを好きになってもらいたいなと自然に思える作品になっているところがすごいなと思っていて
というのもドキュメンタリーよりも事実に近いほぼノンフィクションのような切り取り方をしているにもかかわらず登場人物たちの人間性が輝きを失わない
山脇辰哉が自身を取り巻く家族、友達、恋人に対して、20代らしい矛盾を含んだ感情や理論を持ったりさらけ出したり、時には振りかざされたりする様子が羨ましく思う
自分の根っこを何度も揺さぶられるような人間関係を持っている若者ってもう今そんなにいないんじゃないか?
でもそれは彼が一番正直で優しいからな気がしていて
それを含めて、リアルなのに主人公なのが素敵だなと思います
映像になって、車内の閉塞感だったり、
"彼女みたいな人"の判断の理由だったりが、
より共感を誘うと感じた
とっても頑張って欲しいと思います
全員
私も頑張ります