このレビューはネタバレを含みます
種族が違う人達が同じ場所に住むことで生じる困難、みたいなことって人間界にも当てはまることで、種族ごとの言語もあるみたいだし共通語もあるようで割とそのまま当てはまるなと第一に感じました。
その中で違う種類の人たちとどうやって共存していくかがこの話のテーマなのかなと勝手に想像しながら観ました。
自分の気持ちに正直になって他の人達の感情を動かす水の子と他の人の気持ちに気づきにくくいっぱいいっぱいになってしまう火の子。
普通なら相反するふたつの属性だけどきっと分かり合えると信じる水の子と親からもうるさいくらいに言われ水の種族を敵対視までしていた火の子。
水の子の家族も火の子をウェルカムで接していたし分け隔てなく接していたし、木の男の子も火の子に好意を抱いてアタックしていたけど本人からは軽くあしらわれていたり(年齢差がありそうだから小さい男の子とお姉さん、みたいな関係かな?)、勝手に敵対視していたのは火の種族だけなのかな?とも思いました。
この二人の関係は現代の人達にも見習うべきものがありそうだなと感じました。
見逃しただけかもしれませんが最後壊れた壁はちゃんと直したってことでいいんですよね?