アリ・アスターとかシャマラン的なキモさ、不気味さがあった。
私にはもう少し説明が欲しかった気持ちもあるが、なんか不気味という怖さはとても良かった。
途中いじめられてた側の少年が搾取する側に回った後の会話で、「僕でもいいですよ」と言った時、あの子は犠牲になる側になる事も含めてあの世界のシステムを受け入れたのかなと思った。
それに対して大人の汚い世界に入ってしまったのね…という感情はなく、それも彼の生き方なのだとフラットに受け入れられた。
観た直後はなんか微妙なんて思ったが、思い出すとジワジワ考えが巡って面白いかも。