このレビューはネタバレを含みます
不思議で不快で痛快でという一言では表せない面白さの映画だった!
ルイスも家は綺麗で服にアイロンをかけ、植物に水をあげる様な人物だけど、やってることは最低という、どういう人なの?と序盤は思っていたけど、
ストーリーが進むうちに「あ、共感性が著しく低い人ってこういう感じなんだ」と妙に納得してしまった。
人としての優しさなどの内面での成長はしていないけど、ビジネスマンとしての成長はしていて、大企業のトップはサイコパスが多いなんて噂もあながち嘘ではないのかもと思えてしまう。
テレビの印象操作の過程や、交渉のやり取りなんかも実践するかは別として勉強になった。
こんなに共感できないサクセスストーリーは初めてだ。
そしてジェイク・ギレンホールの眼力が凄かった。目は合ってるのに全く心が通じ合ってない漆黒の瞳をしていた…好き…。