このレビューはネタバレを含みます
私には夫もいないし、子どももいないし、
介護する人もいないけど
身体的・精神的負担は心が壊れてしまうほどだったのだろうと主人公に感情移入しました。
そんな彼女の拠り所は宗教にしかなかった。でもその宗教の教義にも首を絞められることになる。
モヤッとする部分も
スカッとする部分も
クスッとする部分もあるけど
失踪してた夫が我が物顔で家に戻ってゴロゴロされるのも
息子の彼女に対して伝えていた母親の悪評と、それを彼女が母に伝えるような尊厳のない扱い・配慮のなさにバキバキに壊れた心がさらに壊れていくのが見ていて辛かった。
夫がいなくなったその時に、もうちょっと味方でいてくれる人がいても良かったんじゃないのかなぁ。
孤独すぎない?
なのに彼女を勉強会に連れて行った時の
夫と息子、3対1になる感じ。
すごく不快だった。
息子自身が彼女の面倒押し付けたんだよね?そもそも家から逃げてるよね。
夫よ、もともとあなたの身勝手な行動でこの状況なってるのよ。
誰も主人公咎める資格ないんじゃない?
その点帰ってきた時に清掃員さん、いてくれてよかったよね。ほんとに目が覚めるというか、そりゃ踊りたくもなっちゃうよね。