「続編」ネタを逆手に取ったシリーズ第二弾
数多の「シリーズ二作目」をネタを組み、模倣犯の狂気が迫る
ウッズホローの連続殺人から2年
世間では一連の出来事をモデルにしたホラー映画「スタブ」が大ブームとなっていた
一方、大学生になったシドニーもトラウマを克服し、平和な生活を送っていた
しかし、映画のブームをきっかけに、再びゴーストフェイスをまとった模倣犯の殺人鬼が現れる…
本作のメインは、「良い二作目とは何なのか？」
それをキャラクター自らが提示し、その法則に則って、あるいはそれを打ち破って殺害されていく
そのため、前作以上にセルフパロディ的なコメディが増えた気もする
一番の名シーンは、やはり一作目をそのままパロったら劇中映画だろう
ちゃんとそれなりのキャスティグになっているのも笑える
ただ真犯人の流れには多少、強引な感じもする
もっとも、製作中に脚本の流出事件から、脚本が改変された件の影響かもしれない
何はともあれ、「良いシリーズ二作目」とは、「予測を裏切ること」だったのだろう
