香港を飛び越えた名作サスペンスを久しぶりに
STORY
潜入捜査官としてマフィアに入り込むヤン、マフィアから警察に潜入するラウ。道は違えど、共に警官として生きる2人の男を中心に、不条理と苦悩が対照的に描かれる
やがて、2人の運命が交錯するところで悲劇は加速する
改めて仏教要素の強さも感じる一本
香港ノワールを踏襲しつつ、ガンアクションを封じて、見事な心理サスペンスに落ち着いている
万国共通のなスリリングで妥協のないストーリーとアジア的な仏教道徳的な面も上手く融合し、各国でのリメイクも納得の一本
1人1人のキャラクターの心理戦と
衝撃のドラマや場面も用意され、中々に隙のない内容になっている
不条理と暴力にスポットを当てたのがディパーテッドなら、やはりこちらは倫理感と不条理さにストレートに向き合った作品かもしれない
あて言うなら、記憶よりサントラがダサかった…かも
映画は最高に良い