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君たちはどう生きるかのugaのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

悔しい。今の自分には響かなかった。
決して万人に受けるものでは無いし 万人が解るものでは無いということは言えると思う。

大雑把に言うと 少年が様々な異世界を渡り 自分がどう生きていくかを考える物語。(だと思う....)


ーーー以下、内容を忘れないための備忘録。



舞台は戦時中の日本で 中学生くらいの少年"眞人"が主人公。

病院の大火事で母を無くした眞人は父と共に新しい母となる女性"ナツコ"の住む家に越す。母そっくりのナツコという女性は父との間の赤ちゃんを身篭っており 眞人を優しく歓迎してくれる。
そんな中で 眞人の周りを取り巻く"喋るアオサギ"と出会い、複数の異世界と繋がった謎の屋敷に誘われる。
ある日 妊娠中のナツコが行方不明になる。
眞人はナツコが屋敷に向かったことを知り、禁断の屋敷へと踏み入れる。
屋敷ではアオサギが待っており、死んだ母の死体を見せられる。
死んだ母の死体のように見えた"それ"は アオサギの魔法で作られたものであり 母を侮辱した怒りで眞人はアオサギを弓で射る。
上くちばしを貫かれたアオサギは衰弱し、魔法が解けたように くちばしの中から本当の姿を現す。禿げたジジイの頭がくちばしの中から出て来、まるでその姿は湯婆婆の鳥モードのような感じ。
それから眞人はナツコを探すために異世界に移動することになる。
最初に着いた世界は死者の世界。別世界のキリコと白い妖精"ワラワラ"・ペリカンが住む。そこで世界を護る謎の少女"ヒミ"と出会う。
ヒミの正体は眞人の死んだ母であり、ナツコの姉であった。死んだ母のはずが 少女の姿をしており ヒミはこれから在るべき世界に戻って眞人の母となるという。

さらに世界を移動し、次に着いたのは人食いインコのいる世界。よくわからないが眞人とヒミはインコ達に身柄を狙われ、拘束されてしまう。
インコは ヒミの身体を 大叔父様と呼ばれる人に捧げ、なにかを交渉するようだという。

大叔父様と呼ばれる男は トゲトゲ頭の老人でどうやらこの世界の均衡をコントロールしている。

ヒミと眞人はその子孫であり、世界の均衡をコントロールする 次期相続者候補だった。

おそらくアオサギはその使いであり、眞人を連れてきたのだと思う。

眞人はその責務を継ぐかどうか問われたが、色んな世界で色んな出会いをし、友と協力することを学んだとかで 元の世界で生きることを選択する。

大叔父様はもう世界の均衡をコントロールすることができず、世界は一度崩壊する。

間一髪で崩壊に巻き込まれることなく 逃げ切った 眞人 ヒミ アオサギたちは 自らの在るべき世界へと別れていき、物語は幕を閉じた。




なにか人生の教訓的なものを宮崎駿は伝えたかったのだと思うが、目まぐるしい異世界と謎の生物だらけで 結局何を伝えたいのかはわからなかった。
自分に物語の理解力がないのか はたまたこの映画が分かりにくすぎるのかは分からないが、他の人のレビューや考察を見て 理解したいと思う。
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