のこ

君たちはどう生きるかののこのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.5
7月14日公開~
1日遅れで本日15日に鑑賞!

宮崎駿監督が原作と脚本!

冒頭から主人公の少年にとって残酷な切ないシーン
心に深く刺さって!
どう彼が成長していくのか~

1944年 戦争中~東京大空襲で緊張溢れる映像!!
主人公の少年、牧眞人のお母さんが入院している病院が火事🔥
炎が凄まじく 見てるだけで助けることもできず~
母の死体も見ないまま~

3年4年後~?
父(声、木村拓哉)と共に疎開して東京を出て行く
その先に待っていた女性が~母の妹 夏子(木村佳乃)
夏子は眞人の手を自分のお腹にのせて~
父の子がいると告げる!

戦争時は~家族が亡くなったら 兄弟 姉妹と結婚するのが~現代の感覚と違いますが~

少年眞人がタイトルのテーマ! 
これからどう生きるか??? 
前半から 眞人君がどう夏子を受け入れて行くか?
どう変わって行くのか?
繊細な眞人の心を思うと~それでもわくわくドキドキしながらストーリーの中へ!
宮崎駿の素晴らしい美の世界も心に響きながら~

父が選んだ 父が好きになった母の妹夏子!
夏子に対して嫌悪感を持っている様子はないが
心からは母としてまだ認められない眞人君!

そんな彼の心を見抜いて 飛んで来たアオサギ(声、菅田将暉)
心優しいアオサギと思っていたら~
眞人の学校での様子をしっかり見て 裕福な眞人が
他の生徒に受け入れられず喧嘩 
むしゃくしゃしている心が~自分で自分を傷つけて血を流し それを学校のせいだと父が怒鳴りに行く!

悪意ある眞人の心をアオサギは突っつくが~w
アオサギと何とか和解しながら~

出産近い夏子がどこかへ消えていくのを見た眞人は~
夏子を探しに冒険の世界へ!

ここから地獄の門へと~

悪意ある行動をした眞人~
眞人が自分と向き合い 悪いことを受け止める
どう心が変わっていくのか~
おたのしみに~😊

何かあった時に どう生きるか~??
アオサギに心を見抜かれて 反発し合う仲が
ラストには友となって行く~ 
夏子のことも~吹っ切れて 夏子お〇〇さん 心に響きました😊

テーマは流石 宮崎駿監督~深いところをついてますが~
ファンタジーのところは付いて行けずw

宮崎駿の「風立ちぬ」は好きですが~
もののけ姫とか~ファンタジックの部分が
イマイチ好みでないので 生理的に合わないw
(宮崎吾朗さんの「コクリコ坂」が一番胸キュンキュンで好み)
本作見ながら宮崎駿さんより宮崎吾郎さんの方が好みと確信!!!)

「すみっこ」のパクリのようなたまごがいっぱいの世界や
インコたちの世界観には~~
家で観ていたら 飛ばし 飛ばし~でラストへと行ってるかも~

中盤からは ごめんなさい~
画像が小学生対象でしょう~!!!
後半の冒険中の繋ぎの悪さ~
キリコ(若い時の)声優の演技力の無さ~×
正直全然 乗って行けなくて、面白くなくて~隣の主人は眠ってましたw
やっぱり後半から単調で繊細さがなくムードがないんだよな~
作品見ながら面白くないってつい声が出てしまった!
ファンの方ごめんなさい(泣)

前半 50点中45点
後半 50点中25点
のこ

のこ