このレビューはネタバレを含みます
観ているあいだに場面場面でいろんなことを思ったし、考えていたはずなんだけど、最後のヒミの台詞で全部忘れてしまった。そのくらい良かった。思い出すたびずっと泣いてる。
「でも真人をうめるんでしょ?それは素晴らしいことじゃない」
文字に起こすとわりとシンプルなんだけど、生きていることと生きていたことを賛美しながら、生きていくことに希望をくれるほんとうにすごいセリフだと思う。
素晴らしいこと。本当にそうと思わせてくれる。
そもそも宮﨑駿に甘い(好きだから)ので、絶対悪い感想は抱かないだろうと予想はしていたけど思ったよりずっとよくて嬉しかった。
80を過ぎてこれだけのものをつくれるなんて。宮﨑駿、おそらくまだまだ頑張れるんじゃないか。またともだちを見せてほしい。