ねこねこ

君たちはどう生きるかのねこねこのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ふにゃにゃにゃ〜ちょっと理解出来ていないのでもう1回観たい。

個人的には戦争で母を亡くした聡明な少年が、母が死んだことを分かっているものの、やっぱり心の底ではその事実が受け入れられなくて、戦争を憎んでいて、死の世界で生命に触れ死と生きることを学び、さらに戦争を起こしてしまう人間の本質・真髄に触れナツコの出産を通し母の死を受け入れ前を向いて現実世界を生きていくって感じじゃないのか、、?

所々眠過ぎて寝てしまったので、曖昧だが私なら駿さんはこんなこと描くと思ってた偏見による私の想像です。

ファンタジー要素を含めて哲学的に戦争と愛と生と死を描いてもっと観客に考えさせるのかと思ってたけどファンタジー過ぎてちょっとついていけませんでした。もう1回見ます。

個人的に「星を追う子ども」に似ててちょっと😅って感じだった。積み木で世界の平衡を保っている的なのがめちゃ好きでした。最近読んだGANTZの最後のなんでも答える部屋にちょっと似てた。好きな世界観。

鳥の王様みたいなのが最後人間味あって良いのか悪いのか。死の世界の住民はずっと人間味がなくて不気味くらいがよかった。

現実世界のお屋敷が日本っぽくて不気味で奥が知りたくなる不思議ななんとも言えない感じが大大大好きでした。たぶん日本人じゃなきゃ分からない感覚。あのお屋敷探検したい。
アオサギがところどころ部屋の周りにいるのも不気味でよかった笑

おばあちゃん達も等身がなんかおかしくてちょっと不気味だけどなんでえ?主人公にはそう見えるってことかな?若いおばあちゃんがもうひとつの世界に出てくるのよかった。

初っ端の戦争シーン大好きでした。警報の音、戦闘機がくる夜、燃える街、慌て逃げ惑う人々、大切な人が死の危険に晒される感覚、大切な人を心配し血が騒ぎ沸きながらその人の元へ走る自分。戦争は経験したことがないけど、主人公に自分を重ね戦争の体験をしたかのよう。他の作品を含め駿さんは戦争体験が胸からずっと離れないんだろうなぁ。と再確認。もう二度と戦争は起きて欲しくないけど、そんなに血が騒ぎ印象に残る経験は戦争以外に無いだろうから私も1回経験してみたいと思ったり。そうじゃないと一生駿さんの目線では見れないと思う。だれも死んで欲しくないし私も死にたくないけど。

現代の人は平和だし戦争経験したことないから生と死について感じる機会が減ってて伝わりづらいんじゃないかな?知らんけど。(他のベクトルで死について考えるとこは増えてると思う)

もっと哲学勉強してからもう1回観たいし駿さんの解説聞きたいですなぁ。
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