このレビューはネタバレを含みます
女子高生の、思春期の、高校生時代の、その時特有の儚さと危うさが描かれていた。
私も高校の時は脚切っていたし、この狭い世界から抜け出したいと思っていた。
つむぎちゃんみたいな存在がいたらなと思っていた。というより、自分の中につむぎちゃんみたいな存在がいたなぁ
私も全て投げ出してどこか遠くに行きたくて、学校サボって電車で旅したりでも夜には戻ってきて。私も一緒に沖縄行ってくれる親友ほしかったな。
最後はお父さんの性暴力とやらでびっくりした。助けられてる子に弓矢が刺さってて、助けてる子にもっと弓矢が刺さってる風刺画みたいなやつ思い出した。
「女の子は体しか価値ないから」っていうセリフ刺さった。なんか引っかかってたけど性暴力受けてたのね。
みんなが言うように電話ボックスの使い方好きでした。反射で最後まで映すの素敵。カメラ映らないかどきどきしたけど笑
だんだん仲良くなって行くところも、写真撮ったり動画撮ってる画と2分割してて面白かった。