このレビューはネタバレを含みます
作画が本当に素敵でした。
今は3Dが主流だけど、2Dのあたたかみってあると思う。2Dの方がなんとなく御伽話には向いている感じがする。
3Dはほんとにリアルになっちゃうからね！！😳
ところでストーリーも声優さんも何もかもわからないまま見に行ったので、本当に色々と驚かされました😂
きっと考えるものではないのだろうけれど、👇の2つはすごく気になった😂
・鳥が全般的に悪者に描かれているのはなんで？インコとかペリカンとか。
・眞人にとっては、自分の母親の妹(＝叔母)が父親と再婚して子供ができるって、複雑なんじゃ…？昔ってこういうこと普通だったの…？😨
▼13個の石
大叔父は13個の石を積み上げることで、異世界のバランスを保っていました。
ファンの方々は、本作で描かれる異世界はスタジオジブリを象徴したものであり、13個の石は「13の宮崎駿監督作品」を表していると考えているらしい🤔なるほど〜
❶ルパン三世 カリオストロの城（1979年）
❷風の谷のナウシカ（1984年）
❸天空の城ラピュタ（1986年）
❹となりのトトロ（1988年）
❺魔女の宅急便（1989年）
❻紅の豚（1992年）
❼On Your Mark（1995年）※耳をすませば同時上映
❽もののけ姫（1997年）
❾千と千尋の神隠し（2001年）
❿ハウルの動く城（2004年）
⓫崖の上のポニョ（2008年）
⓬風立ちぬ（2013年）
⓭君たちはどう生きるか（2023年）
眞人(＝宮崎駿の中に隠していた「悪意」を表に出す存在)は、「13個の石を積み上げてこの世界の平穏を保つこと」を拒否した。これは、世間からの期待に応えてきたことの苦悩とそれから解放されたいという宮崎駿監督の願いも込められていたのかもしれない。
周囲からの意見や期待を無視して、今、自分はどうしたいか？
それで生まれたのが、本作『君たちはどう生きるか』だったのかもしれない。
