コーディー

マダム・ウェブのコーディーのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.9
突然目覚めた予知能力で3人の10代女子に迫る脅威を目撃した救命士キャシー。危機感が伝わらない少女達に手を焼きながらも僅かな能力で未来を守ろうと奔走する…
地球なんて救えなくても限られた範囲、数秒先の未来への使命感に突き動かされる泥臭い戦いにヒーローを見たw

チート能力を持った万能ヒーロー飽和状態のなか、出来る事を試してみる!な姿勢に好感が持てるし、快活なダコタ・ジョンソンの魅力も〝親愛なる隣人〟に近いものも感じた。
そんなスパイダーマンとの繋がりを匂わせる2003年設定やSSUでの今後も気になるけど、まずは単体作品として楽しめたし、手探りな初陣としてはヴィランもちょうど良いw

まあ確かに能力もヴィランも地味で3人の少女それぞれの個性もやや弱いとかあるけど、個人的には何でも出来るヒーローに飽きてた頃なので女性の連帯とかはさて置き、単純にこのワチャワチャした空気感が新鮮でしたw
またキャシーの同僚を演じたアダム・スコットも魅力的やし、何より劇中流れる曲がもれなく好みで最高!

なんか評判悪いらしいけど、自分はここ最近のマーベル関連映画の中でも1番好きなぐらい面白かったです。