このレビューはネタバレを含みます
うーん、なんなんでしょ。この違和感。
映像は確かにすごいんだけど、10〜12歳ぐらいのお子様向けですね。
大人が楽しめる要素はあまりなかったよ。
上映時間の3分の1は「ウホウホ」「ヴォォォ」って言ってるだけだったし。
そのうち昔の東宝映画みたいに怪獣語の字幕が入ったりして・・。
無垢な少女が怪獣とテレパシーでコミュニケーションをとるって言うのはある意味お約束なんだけど今回の女の子、前作ではコングだけやったのにいつのまにかゴジラとかモスラとまで交信してたのはちょっとチート過ぎて笑ってしまった。
「このポータルを守るために液体金属で重力をコントロールする。これこそが彼らのテクノロジーだっ!」とかなんとかかんとか・・。
なんか唐突にはさまれる説明的セリフ。
ゴジラとコングに空中戦やらせたいだけやろwww。
もうね、すごいわ。色んな意味で。
おしゃべりな面白黒人枠って、今時必要なの?ねぇ、必要なの?まじで。
ちょっと面白いなと思ったのは、コングに腕のアタッチメントで武装させるのを唐突にやると違和感あるので、最初に差し歯の手術シーンを入れて、モナークはこんなこともできるんですよと最初に見せたところですね。後から、あれはうまい流れやったなと思いましたね。
なんかもうネタ切れ感満載で、エンドクレジット後のお楽しみ映像も全くなくて、もう続編作る気ないんじゃないですかね?
そのうちゴジラ対パシフィックリムとかやるんじゃないかと、嫌な予感が頭をよぎったよ。
個人的には平成ガメラシリーズが大好きなので、日本の映画会社にシリアスなガメラの続編(PG15ぐらいのやつ)を切に希望します。
ギャオスが満員電車の屋根をバリバリ破って中の乗客をついばむシーンは最高やったですわ。