このレビューはネタバレを含みます
ディズニーに買収されたとはいえ、ルーカスフィルムの作品なので、ILMの気合の入れ方は半端なく、特撮がとにかく素晴らしかった!
一番驚いたのはパレードでのアクションシーンだった。1969年のパレード、一体どうやって撮影したんだろう?たぶん、ほとんどCGなんだろうけど当時の建物を背景に群集に無数の紙吹雪、ハリウッドのCGアニメーターの面目躍如と言ったところか?
1940年代のインディやミケルセンの顔の再現もすごくナチュラルだったし、今ならここまでできるんだったら、ローグワンのレイア姫ももう一回作り直して欲しいなと、ふと思ったよ。
お話の出来は置いといて、飛行機での移動の時、その軌跡が地図と重なるところとか、痛くないところへのキスとか、セルフオマージュが効いてて、ニヤニヤしながら最後まで見れたんで、楽しかったな。
息子のシャイアラブーフがまさかのナレ死扱いには爆笑!あいつ、前作で一体何しでかしたんだ?
すでに解明されてるアンティキティラの機械とよく似た機械をアルキメデスも作ってて、それには時空の狭間が現れる場所と時間を示す機能があるって言う設定、ちょっと無理があるんじゃない?しかもゼンマイと歯車だけで。無理でしょ。いや、マジで。
インディは「大陸移動してっから当時の計算で算出された場所には出られないよ!」って言ってたけど、「そんなこと言うなら地球自体宇宙空間で同じ場所には戻らないから!太陽系自体、常に移動してっからな!時間だけ遡っても宇宙空間に投げだされるだけだから!もう過去に遡って歴史改変する話とかええ加減作るのやめなよ!」って心の中で突っ込んじゃったよ。
ザ・フラッシュといい、タイムスリップモノって最近のハリウッドのはやりなのかしら?
自分自身が60に近くなって、スターウォーズ、ジュラシックパーク、エヴァンゲリオン、アベンジャーズ、たくさんのシリーズものが終わりになっちゃって、皆さん終活に入ってる感じがして、一抹の寂しさを感じましたね。
あと残ってるのはトムクルーズのミッションインポッシブルシリーズぐらいかなぁ。
トムクルーズ、セルフスタントで大怪我とかしないで長生きしてね。頼むよ〜!!