けいたん

MUSICAL「ルードヴィヒ Beethoven The Piano」のけいたんのレビュー・感想・評価

4.5
音を奪われたルードヴィヒ。飾りものの耳になんの意味があるのか。絶望の中マリーと出会う。女の建築家、聾唖の作曲家、だけど、諦めたくない。音楽をやりたい 、もう一度、僕の耳を返してくれ!耳に手を当てる、あの瞬間、中村倫也の表情が凄い。そして生まれた運命、田園、皇帝…素晴らしい音楽♪励まされる、勇気の魔法。

だけど…。甥のカールを息子のように愛するが故に、ルードヴィヒの人生はまた狂い始める。

才能がある事は幸せでもあり、苦しみでもあるのだろうか…なぜ、うまくいかない、わからない、天才は、天才ってやつは。

200年以上も前に作られた、ルードヴィヒの曲を今日も聴く。音楽は永遠♪

中村倫也はもちろんだけど、福士誠治の演技凄かった。