沙那王

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコの沙那王のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1作目がゴロピカドン
2作目がキキララ
3作目がチアリーチャム
そんな感じ( *´艸`)
タキシードサムそっくりさんもいる( *´艸`)

すみっこのみんなが制服を着てると、もう誰が誰やら( *´艸`)
社員食堂が夢のよう✨
お腹がいっぱいで、いつもの仲良しと一緒にいられて、それだけで幸せよね💕
けど職場のすぐ近くにお泊まりって…嫌な予感しかしない(蟹工船とまでは言わないが💦)

すみっこたちは、労働を楽しんでいるのだろうか。やりがいを搾取されていないだろうか。
消費者はオモチャを欲しているのか?なんで量産する必要があるの?

トンカツが量産された時に、これは企業に都合よく使われるだけのロボになっちゃいかん。て戒めかと思った。
非常停止ボタンもない、生活してる住人よりオモチャが増えてく。

工場のノルマ、外出禁止、恐怖でしかない( ´;゚;∀;゚;)

あるいみ、今の日本の資本主義だとか株式会社とか働き方だとか、そういったものの風刺かもしれない。
こんな工場を大人たちが作って子供を閉じ込めて、『今時の若者は、独創性がない、主体性がない、忍耐力もない。』なんて事になったら子供たちが気の毒だわ。

足るを知らない餓鬼みたいな工場。
遊んでもらいたくて彷徨うオモチャたちも、消費するだけの寂しい大人たちみたい。
『たくさん作り続けないと捨てられちゃう😩』
そうして労働者をこき使って、役に立たないからって捨ててきて、最後に工場(会社)が捨てられたのねw

シロクマがボロボロのヌイグルミを大切にしてる。そこに意味がある。

誰の、何のために、働くのか。
私が必要としているものと、生産者が売りたいものは一緒なのか?

『人は土から離れては生きていけないのよ!』
耕すことを忘れた人たちへのシータの叫びが思い出されて心が痛い。
沙那王

沙那王