沙那王

魔女の宅急便の沙那王のレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.0
平成が始まったばかりの年に公開された映画。
まだ日本での子育てが安全だった時代。
風景画が美しい。
騒々しい町並みも美しい。
とにかく乗り物がカッコいい✨(箒もデッキブラシも💕)

まだケータイが一般的じゃなかった時代。
CDもパソコンもカーナビも、まだまだ一般的じゃなかった時代。

13歳。壁にぶち当たってスランプになるなんて、人生初じゃないかな。
私に血の繋がった子供はいないけど、親世代になって色々と見えてくる、魔女宅の背景、大人の世界、経済について、労働について。

宮崎駿の描く動画は、ちゃんと風に煽られたり、重いから体を しならせなきゃ持ち上がらないとか、動きに嘘がないから見てて疲れない。
猫を飼いはじめて、猫の動きがアニメで再現されてることに感嘆のため息が出た💕

実写版のストーリーが、命を危険にさらすレベルのイジメを受けても 食い下がって「私はこの街が好き。」っていう信じられない物語だったから。
映画鑑賞で、あんな胸糞悪い、嫌な思いはしたくない。

やっぱり、原作を読むか宮崎アニメの本作を観るかがいい。
公開当時は、キャストがらんま1/2の関係者多いな。て思ってたけど、こうして演じてる声優さんたちの演技力に、あらためて『すっげー!』と思わされた。

グーチョキパン店は、やっぱりチーズあんぱんが売れ筋なんだろうかな😂
沙那王

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