二人をずっと観ていたくて、それは叶って。嬉しい、二人に会えて。
ちさと、まひろ。ゆるくて、強い二人。
ふんだんに彼女たちの日常を切り取る。殺し屋の日常。そんなゆるい日常の連続は、二人の相性を物語る。
前作からパワーアップしたのはその絆の深さ。相棒としてお互いを慕う。
それは、今作に登場した殺し屋兄弟も同様で、彼らの間にもバディとしての強固な絆があった。
数奇な運命は相棒を並べる。
相棒。相棒。 相棒。相棒。
2べいびー。
以下ネタバレを含みます。
前作から好きなキャラクターは、今作でもいいキャラしてて、須佐野さん、田坂さんしかり。
「暴れてきて下さい。」「くっちゃくちゃにしちゃって下さい。」
細かい小ネタも楽しく、ちさとが食べるスイートブールは前作のメイドさんが食べていたし、メゾンマルジェラも、前回のドルチェ&ガッバーナを思い出させるし、ジョジョの言い回しをする銀行強盗も出て来た。
今作では謝るのがちさとなのが良かった。「鉄分パーティしようね。」
任されたまひろの目付き。決め手はヘッドバット。笑い合い、チュールで乾杯する四人。
違う形で出会えていたら良かったけど、この形でも良かったって思えるラスト。
純粋に、心から楽しい映画。
ほっこり、和む映画。
また会う日まで。