いやすまん、純粋に面白過ぎた!
前作よりもかなりポップかつコメディー寄りになっていて、私はこのシフトチェンジが大好きだった。
まず、阪元監督作品全般に言えることだが、会話のリアリティーの高さよ。
その結果、すんごい自然な日常会話の中に殺し屋文脈がすっと入り込んで来るのでギャップの面白さが担保されているし、それ以外でも純粋にコント的な面白さも成立させている。笑いのセンスえぐし。
あとはやはりキレッキレのアクションシーン、これはもう観ているだけで眼福。
まじでジョン・ウィック張りの体技・剣技・銃技を魅せてくれて、これが観られるだけでも鑑賞の価値があるわな。
一点難があるとすれば、とにかく最初からテンポよくずっと面白かったので、作品が終わった瞬間に若干の物足りなさを感じた次第。
物足りなさというか、もっとこの2人を観ていたいよ~、といった感じ。
『3』が制作中ということなんで、今から楽しみ。早くまた二人に会いたい、というベタな感想を抱いている状況。