ちさまひからしか得られない栄養がある…！「わたしに賭けろ、杉本ちさと」はもうプロポーズなんよ…。
今回、敵キャラを応援したくなるような格下に設定するというかなり難しいことにチャレンジしているのに、きちんと「この２人がおばあちゃんになっても観てたい！」と思わせてくれた時点で大勝利。監督が一番ちさまひの魅力を信じていることが伝わってきた。プロとして対峙した４人のふしぎな連帯感と切なくドライな幕切れも味わい深くて良かった。
アクションも日本家屋、事務用品などトリッキーな工夫をおりまぜながら、ラストは王道タイマンという前作踏襲パターンで、着々とベビわるの型を強くしている印象。
貧困、非正規雇用、枠がない問題など、なにげに現代を切り取った青春映画にもなっていると思うので、長寿シリーズになってほしいと切に願います。（新しい学校のリーダーズ枠で毎回ゲスト出演させたりしてさ。）はな恋いじりも最高でしたw
東東京の民としては、ちさまひと共に下町の風景が映像に残るのもうれしいー！
