黄推しバナナ

岸辺露伴 ルーヴルへ行くの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.5
原作片手に鑑賞
…………

原作からこんなにも形を崩し
理想から掛け離れているのに
評価が高いのは何故だ

…………

監督 :
渡辺一貴
脚本 :
小林靖子
原作 :
荒木飛呂彦
出演者 :
高橋一生
飯豊まりえ
長尾謙杜
安藤政信
美波
池田良
前原滉
中村まこと
増田朋弥
白石加代子
木村文乃


荒木飛呂彦先生の大ファンであり
ジョジョの奇妙な冒険の大ファンであり
全て読み漁っている
ジョジョラーである


尺が足りなかったのか原作にない(関係無い)映像的に間延びしてしまう追加要素が多数、多数、多数、多数、多数…

間延びさせているから
テンポが悪いったらありゃしない…

原作にない追加要素■


岸辺露伴(高橋一生)の取材に訪れた骨董店■
美術品オークションに出品されるフランスの画家モリス・ルグランによる黒い絵■
絵を落札するためのオークション会場■
競売相手だった男ら2人ワタベ(池田良)、カワイ(前原滉)が岸辺露伴宅に強盗■
絵を強奪されるも、絵によって男1人が車の轍で踏みつけられた跡を残し死亡■
手元に戻った絵の裏にはフランス語でモリス・ルグランによる“これはルーヴルで見た黒…後悔”と書かれていることが判明■
岸辺露伴、泉京香(飯豊まりえ)とともにルーヴル取材■
通訳のエマ・野口(美波)や東洋美術のキュレーター・辰巳隆之介(安藤政信)、消防士たちを伴う条件で絵の見学■
一行はZ-13倉庫で、ヨハネス・フェルメールの作とみられる絵画を発見する■
岸辺露伴と辰巳隆之介との贋作か真作のやり取りと、青年期に祖母宅に絵を引き取りに来たフランス人男性の記憶と、辰巳隆之介、消防士らが美術館の所蔵品をモリスが描いた贋作にすりかえる犯罪グループであるとの推理を披露■
エマ・野口と泉京香Z-13倉庫から脱出■
仁左右衛門の黒い絵の能力により辰巳隆之介死亡■
日本に帰国後、露伴は湖畔に打ち捨てられた奈々瀬と仁左右衛門夫妻の墓を見つけ出す■
岸辺露伴は奈々瀬の霊に再会■
彼女にヘブンズ・ドアーを仕掛け、江戸時代に生きていた夫妻の悲劇を読む■
藩の御用絵師家系だった仁左右衛門は、新しい絵画表現への挑戦を保守的な父に否定され、妻の奈々瀬(木村文乃)とともに実家を出る■
奈々瀬が病に倒れて困窮した仁左右衛門は父に頭を下げ家への復帰を頼み、条件として父を超える絵を描けと指示され、愛妻の黒髪の美を再現する絵に執着してゆく■
奈々瀬が神社の御神木から黒の樹液を発見し、理想の画材を得たと仁左右衛門は喜ぶが、神聖な木を傷つけたと告発される。捕縛されようとする夫をかばった奈々瀬は役人たちに打ち据えられて死亡■
逆上した仁左右衛門は役人らを皆殺しに
彼が絶筆として恨みを込めて描いた妻の肖像が呪われた黒い絵であった■
絵の呪いを解くため、自分の子孫にあたる露伴を巻き込んでしまったと詫びる奈々瀬に、露伴はあの夏も自分にとって必要な過去だったと伝え、奈々瀬は微笑んで彼の前から消える。謎が解けた後、露伴は再び漫画家としての日常に戻ってゆく■

あー追加要素が多い…
書き出すのに長い…
レビュー辛い…
アホか…

2/3は追加要素ではないかい…
1時間のテレビ作品で良くないですかNHKさんよーーーーーーー



そもそも原作に泉京香は出てこない…
この映画にいるのか?

辰巳隆之介は原作に出てこない…
似た立ち位置にいたのが、ルーヴル美術館東洋美術学部門の責任者ゴーシェ
黒い絵の能力で突如車に轢かれたような傷を負い死亡する…
これは冒頭の競売相手だった男ら2人の内の1人死に方と類似する

エマ・野口…ハーフの設定かなあ…
ルーヴル美術館文化メディエーション部の職員だが、原作は野口…エマは映画のみ…現地の通訳だが、映画では泉京香がペラペラ喋ってたから通訳が必要なくなった…
映画版は生きて脱出したせいで黒い絵の恐怖度が衰退した…何故溺死しなかったのか…謎…

この事によって日本人のオンパレード…
フランス→ルーヴル美術館の設定ですよ…
これ…

作品の内容をより深くするのに追加要素を足すのなら反対はしないが、+を−にしたら駄目でしょう…これは言わざるを得なくなるじゃない…

そもそも原作が意図してやりたかった事は、16歳の岸辺露伴の思春期における大人の女性のひと夏の淡い思い出なのよ
それにプラスして“ジョジョの奇妙な冒険”から引き継いでいる“奇妙な物語”なのよ

女性を知らないと言うか興味のなかった岸辺露伴が、女性の魅力を知り魅力の女性の絵が描けるようになった切っ掛けなのよ。その後に漫画家に慣れた切っ掛けの話なのよ。重要なエピソードなのよ。コレは!
魅了された要素がその人の事をすべて知らない事!知って良いことと、知らないほうが良いことがある、の境界線を知り得たエピソードなのに、何故にヘブンズ・ドアーで読んだ…
アホなのか…
脚本家は…
監督は…

全てをあからさまにすのが作品にとって“善”ではないのだよ…


あと奇妙さの欠片も無くなった…
原作では、東方仗助、虹村億泰、広瀬康一の3人とお茶しているときのトーク話で、記憶の奥底に閉じ込めていた“奈々瀬”の事を思い出し黒い絵の消息を追うためルーヴル美術館に行く絶頂な流れになるのだが、映画版はモリス・ルグランによる“これはルーヴルで見た黒…後悔”と書かれていた事を切っ掛けに、真作を贋作にすりかえる犯罪グループへと繋がっているチープな物語…
そこに“奇妙”は無い…
その後、仁左右衛門の黒い絵の能力が発動されるも“奇妙”さの腰を折っているためエモさもクソもなかった…

この2点を映画では意図として殺している…
原作の何を見ているのだろうか!?
作った奴らは!?

原作を見ているのに映画見て喜んでいる人たちも同じよ…
原作見てない人は全く問題ないよNHKの策略の被害者ですから…

つーか、ええ加減に東方仗助、虹村億泰、広瀬康一出せよ!
意地でも出さない気だなぁ!
マジで!

TVシリーズ
2024年5月5日、第4期、第9話
「密漁海岸」
でも意地でも出さなかったし、

ジョジョの奇妙な冒険
第4部、ダイヤモンドは砕けない
「イタリア料理を食べに行こう」
をゴリ押しで追加してたし…

原作では虹村億泰
TVシリーズでは泉京香(飯豊まりえ)
がトニオ・トラサルディーの料理食べてたけど…

虹村億泰だせばいいことじゃん
新田真剣佑だせばいいことじゃん
何か問題あるわけ

あー腹立つ…



話が脱線したが元に戻すと
NHKの裏が見えて腹が立つ…

もし私が百歩譲って尺が足りない分補給して作るなら、

イタリアの取材旅行中に

“岸辺露伴は動かない”1巻
「岸辺露伴 グッチへ行く」

奇妙な事件に遭遇

“岸辺露伴は動かない”1巻
「懺悔室」

ソレを切っ掛けに黒い絵=奈々瀬を思い出し急遽予定を変更しフランスへ“ルーヴル美術館”列車を使い向かう

“岸辺露伴は動かない”2巻
「月曜日 天気-雨」

“岸辺露伴 ルーヴルへ行く”

にするけどねぇ

だがコレには問題がある!





素人が考えることをプロが考えないワケがない…
裏を返せばあえてやらなかった…

小出しに出来ない…
小出しにしたら儲かる…🙅
まんまと策略にハマっている…
NHKの裏が見えて腹が立つ…🙅
荒木飛呂彦先生の作品でやっている事に腹が立つ…
🙅

そもそも実写化にする必要あったのか!?

これは“岸辺露伴は動かない”のレビューで書いているのだが、漫画にない要素を活かすためにアニメ、実写化したりするのではないの!?

漫画→アニメ🙆
漫画→実写化🙆

漫画→アニメ→実写化🙅
アニメで漫画に無い要素を確立しているのに何故に実写化にする必要があるのと思っとります🤔

分かります!?
例えて言えば、

漫画から
“BLUE GIANT”
2023年2月17日
アニメ映画にしたけどさぁ

コレをあえて2024年に実写化するようなものよ…
アニメでやめておこうよってこと…


悪どい事をするNHKを許さん!
だから私は、

“NHKをぶっこわーす!”


余談ですが、
高橋一生
飯豊まりえ
ご結婚おめでとうございます👏

🙆
黄推しバナナ

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