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風の谷のナウシカのasahiのレビュー・感想・評価

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)
4.8
ジブリパークに行く前に一気観ジブリ作戦第一弾。
とはいってももう数え切れないくらい何度も繰り返し観てるんだけど。
もう観すぎて今さら感想も出てこない。

ジブリ作品の中で圧倒的に好きな作品。

ジブリ作品にはいろんな強くて努力するヒロインが登場するけど、中でもナウシカは若いながら群を抜いて達観して、この世界の全てを見通しているようなもはやレベルが違うと思う。
とくに漫画を読んでると滅びゆくしかないという運命も受け入れそれに取り乱すことなく、今を生きる人間のためではなくこの世界のために生きる姿が印象的。
なんだかもう仙人みたいな風格にも見えるけど、人や動物、ムシ、腐海の植物達の心に寄り添って母親のように(実際オーマの母親役だけど)包み込んでくれる優しさと、抗って戦う負けない心が好きだし憧れる。

ナウシカ本人以外にも、テトとクイとカイが好き。漫画を読むともう愛おしくて悲しくて仕方ないけど、単純に可愛くて好き。

ジブリ映画は作品それぞれに好きなシーンがたくさん詰まってるけど、ナウシカはほんとたくさん!
・王蟲の殻を獲るシーン
・地下の腐海の植物の部屋
・地下の部屋へ入る隠し部屋の開く感じ
・ラステルを助けるシーン
・とにかくメーヴェ飛行シーン
とかまだたくさんあると思う。

そしてもちろんサントラも久石譲なだけあり全曲好きだし名曲が多すぎるけど、
メーヴェとコルベットの戦いがかっこいい!

きっとこれからも何度も見返すし、読み返すと思うけど飽きることはない作品のひとつ。
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