風と共にサリーヌ

凪の憂鬱の風と共にサリーヌのネタバレレビュー・内容・結末

凪の憂鬱(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんかあったまる映画。
久し振りに映画館で映画を観たけど、いろんなシーンで観客の笑いが起きてて、みんなで一緒に観てる感じがして楽しかった。

上野さん出とるからみたけど、めっちゃクソな元カレ役やった。
一年記念日に振るな!それも良いロケーションで!
ほんであいつ絶対今カノと凪の時期被っとったやろ。

とにかく私のイチオシは、凪の上司の屋敷紘子さん。
役がめちゃくちゃ良い。
仕事が出来て行動力があって、ポジティブでサバサバしてて、しっかりしてそうでちょっと抜けてる(マップのシーン)ところあったり、気取らなくて良い意味で大人じゃない感じもあったり(屋上で絨毯広げて寝そべりながら夜空見上げるシーン)、しかもべっぴん。もー、どタイプすぎる。
こんな人が近くにいたら絶対に告白しちゃう。

凪の怪談話がしっかり怖かってんけど、監督の実話らしいって聞いてさらに震えた。

しおりくんカッコよかったなー。凪の手を引いてくれるシーン。
自転車二人乗りのシーンもベタやけど好きやな。

あとはひたすらネヤちゃんがええやつ。

あのMVの監督の女の子はあかんと思う。
最初に引きで撮るとか演技ないとか言うたんそっちやのに、キスシーンあるからやっぱり出来ないって断る凪に対してのあの逆ギレはあかん。
台本読んでないのが悪いとか、じゃあ最初に言うてたことはなんやったん?嘘ってことやん。そんなん詐欺と一緒よ。気持ちわからんわけじゃないけど、でも怒る権利はない。
しかも頼んでる立場やのにあの言い方はないわ。
しおりくんを頑張って誘ってくれたのだって凪やのに、感謝の気持ちなさすぎやろ。
やのに夜の公園で、凪の方から謝っててほんま偉かった。私やったら絶対先に謝らへん。