よかった点：ワンチャンが元気になった。以上。
鑑賞中はなぜ続編を作ってしまったんだろう...と考え続け、終盤からはもうなかったことにしたい...と思い、エンドロールの頃には見たことを激しく後悔してた。説明たらしくてテンポが悪く、余白がない。キャラクターの魅力も消え失せてて、よく見たら前作から監督脚本共に代わってる。毒戦1で築き上げた全てを台無しにしてると思う。特に前作の観客に答えを委ねたラストにアンサーを出してしまったことは本当によくない。よくないよ？！？！
時系列の入れ替え時に細かくチャプターが打たれていて、省いても意味が伝わるだろうところも見せるから説明的でまどろっこしくてそれならもう複雑にするな...と思ってしまった。通快さも皆無。
ラクとウォノが中心となる物語のはずが、麻薬戦争をベースにしたヒールのハン・ヒョジュお披露目の場(全編)になってた。そんなにイカれてもないし、キャラ造形がハン・ヒョジュ元来の品ある美しさを打ち消せてなくてまったく魅力的な悪役じゃない。全く怖くない。服を破り捨てた後、はだけた体をしっかり撮るかんじがもう制作陣の自己満でしかない。リュ・ジュンヨルから演者が替わったこと依然にラクがただの人間(キャラ変)になってて、どなたかの独自の解釈で公式が二次創作するな…と思った。前作のようなどんでん返しももちろんないです。塩姉弟の扱いも本当に酷い。。1を見た方ならもう予想できると思いますがラストも悪手です。チャスンウォンがだんだん高嶋政宏に見えてきた。。
毒戦1が好きな人は見ないことを強くおすすめするレヴェル。これを見てしまうと1の世界観が壊されるレヴェル。私は自分を納得させるためにこの作品は毒戦1とは全く関係のない別作品であるとマインドコントロールしてから今晩は寝ようと思います。じゃないと立ち直れない。逆に2→1の順で見た方が得する気すらする。ねぇか。あとあのハレルヤ野郎はどうした？？？？？？？そこは説明してくれ。
