ネットの恐ろしさと便利さを痛感できる
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母子家庭で育った高校生ジェーンは多感な時期を迎え暇があればSNSで友達とやり取りをし、母の言うこともそっちのけ。そんな折、母は恋人とコロンビアへ旅行に出掛ける。帰国時間を過ぎても母は戻らず携帯も音信不通に。ジェーンはネットを駆使し母の行方を追うが、拡散された情報は国境を越え、事態はとんでもない方向へ転がっていく。
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前作にも増しスピード展開。デジタル世界ど真ん中の高校生と言えども、プチハッカーレベルの手腕にツッコミ所満載ですが、二転三転する物語と展開にどんどん吸い込まれていく設計はお見事です。
油断してると置いて行かれる感じもありますが、PC画面やスマホ画面で展開される物語は、どこか他人事じゃない身近なリアルさもあって、確実にネットには自分の指紋があるんだなと痛感出来て怖くなる。
この斬新な手法を生み出したティムール・ベクマンベトフには驚かされます。このパッケージはどんどんシリーズを生み出していきそうだし、また今後、メタバースが普及しネクストレベルのインターファスが確立したら、違う手法の映画を観せてくれそうで楽しみが尽きませんね。
そしてパスワードは確実にバレない様に、気をつけようと思いました。
