白黒はっきりしないままグレーな感じで突き進む。パニック映画の導入部だけやんと言ってしまえばそれまでだが、この観てる側も常に全編不安に落とされる様は嫌いじゃないし、好きである。
オチのないシャマラン映画みたいな有り様だが、何かを象徴してるんだろうなのキャラのしゃべくりは飽きる一歩手前で観てられる。
マハーシャラ・アリさんの声は朗読劇みたいで英語でわからないはずだが耳に心地よい。その娘さんが「私はイケている」オーラ全開のほぼノーブラなのは目に心地よい。
ラストは写ってることそのまま見たら「えっ？」なのだが、世界が終わる時にもそれにしか関心ないの？と思えば皮肉効いている。
オバマ元大統領製作ということだが公民館でかかるような映画でなくて、挑発的な映画製作するのは今後とも信用できそう。
本編とは関係ないが、アレックス・ガーランドの「Civil War」の予告編が解禁された。
観たくてしかたないがCivil Warが本作の市内を描いていてその郊外の出来事が「終わらない週末」と勝手に変換して満足してみる。
